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いわゆる「ふつう」ってのは結局のところ

UPDATE : 2024.07.09

すごく美味しいものを食べると感動します。
人に教えたくなります。
誰かを連れて行きたくなります。
そして、いつかまた食べに行きたくなります。
そんな素晴らしいお店や料理を知っていると幸せですね。

さて、一方。
「ふつうにおいしい」と思うことがあります。
鋭く際立つような美味しさはないものの、じわりと旨い。
それを目的に食べに行くことはないかもしれないけど、つい足を運んでしまう。
期待を裏切らない、安定の味わい、毎日でも食べたくなるような、飽きのこない美味しさ。

こういう美味しさって人に伝えるのが難しいですよね。
「すごく美味しい店があるから行こう」というのは誘いやすいけれど、「ふつうに旨い店があるから行かない?」とは言にくい。
美味しさや値段、ボリュームなどを基準にすればランキングできるかもしれないが、「ふつうにおいしい」はランキングができない。

でも、安心できる旨い料理、そんな料理を安定して食べさせてくれる店を知っていることも、幸せのひとつだと思いませんか?

たとえば、居酒屋のポテサラであったり、街の蕎麦屋の天ぷらだったり、ビストロの煮込み料理であったり。

いつでも「ふつうにおいしい」というのは、実はすごいことなのかもしれません。

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