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小さなガラスと、お皿の物語
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UPDATE : 2025.04.26


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UPDATE : 2025.04.26
外でご飯を食べる時って、なんだか特別な感じがする。
料理そのものはもちろん、テーブルに並んだお皿や、店内の空気まで、
全部がその「特別な時間」を作っている。
そんなふうに思うようになったのは、
かなり大人になってからだ。
ある時、ふと気づいた。
――お皿選びや雰囲気作りって、すごく素敵なことだなって。
それから自然と、ガラス製の小さな置き物や、お皿に興味を持つようになった。
今、家にある中で特にお気に入りなのが、
アンバー色のガラスでできた小さなとり。
窓辺に置いておくと、陽の光を受けて、
ふわっと温かい影をテーブルに落とす。
その一瞬が、とてもきれいで、心がほどける。
そしてお皿は、
ただ料理を載せるためだけじゃない気がしている。
お気に入りのお皿にのせると、
ごはんもおやつも、どこかあったかいものになる。
食べる前から、ほっとする。
特別なものじゃなくていい。
ただそこにあって、そっと寄り添ってくれるもの。
忙しい日々の中でも、
そんな小さな「好き」を集めながら、
ひとつひとつ、大切にしていきたい。
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