繁盛店が繁盛店たる理由

繁盛店オーナーは、
「人材には困っていない」
「紹介や店頭募集で良いスタッフが集まる」
「パートさんの勤続年数も長い」
と語る。

それに対して不振店は、
「高い時給を出してもロクな人が来ない」
「入ってもすぐに辞めてしまう」
「まともに仕事ができない」
と語る。

この違いは何なのだろう…。

少し深く探ってみたところによると、
繁盛店は一人一人のスタッフを大切にしていて、スタッフ同士の人間関係や家族の状況にまで気を配っていました。

不振店は、「仕事を覚えない」「気が利かない」など、経営者の口からスタッフに対して否定的な言葉ばかりが多いと感じました。

「ホーソン実験」という有名な実験があります。
職場の生産効率を上げるために、何が一番関わってくるのか。
照明を変えたり生産工程を変えたり色々やってみて、結局一番生産性に影響したのが、「インフォーマルな人間関係」だったという話。

繁盛店ってスタッフさんが休みの日でも、そのお店に飲みに来ていたり、家族や友達が来ていたりしますよね。
つまり「良い人間関係」を作ることが、繁盛店の大事な要素のひとつなんだと再認識した次第です。